希代の写真家であったメイプルソープが既にこうした話題のみでしか脚光を浴びないこと自体がひどく悲しい状況ではあるのだけど(wikipedia参照)この判決によってそうした状況からやっと逃れられるのかもね、とも思った。
ロバート・メイプルソープの作品は、勿論初期の頃から性的な衝動を多く含んでいた。パティ・スミスと同棲しながらもゲイ的な作品を多く輩出したことはむしろ「自らの肉体への興味」からか。そして、その自らの肉体の死を予見したかのような「花」のシリーズは、私を含めとても多くの人を魅了し続けた。
今回の裁判結果は、きっと「今現在の状況を考えるとメイプルソープの表現は性表現的には現在において一般化・陳腐化した表現の一般的レベルと比較して考えるに、ずっと良心的かつ芸術的である創作活動である」とした判断からだろう。それはそれで良い。
だが、十数年前にこれを作品として提出し、あらゆるセクシャルな表現のタブーを個人的な衝動を元に飛び越える決意を下した「芸術家」の意志の美しさだけは、どんなに状況が変わったとしても、決して色褪せることはありえない。
メイプルソープ財団
ROBERT MAPLLETHORPE - phoographs
今回の裁判結果は、きっと「今現在の状況を考えるとメイプルソープの表現は性表現的には現在において一般化・陳腐化した表現の一般的レベルと比較して考えるに、ずっと良心的かつ芸術的である創作活動である」とした判断からだろう。それはそれで良い。
だが、十数年前にこれを作品として提出し、あらゆるセクシャルな表現のタブーを個人的な衝動を元に飛び越える決意を下した「芸術家」の意志の美しさだけは、どんなに状況が変わったとしても、決して色褪せることはありえない。
メイプルソープ財団
ROBERT MAPLLETHORPE - phoographs
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