米IBMは11月16日、個人や企業のコンピュータの未使用時の処理能力をグリッドとして結集、非営利の難病研究などに役立ててもらおうというプロジェクト「World Community Grid」の立ち上げを発表した。
(中略)
このグリッドは、エイズやアルツハイマー、がんといった難病研究や自然災害の予知、世界の食料と水の供給に関する研究などに役立てることを想定。最初のプロジェクトとして、非営利の研究機関Institute for Systems Biologyが主催する「Human Proteome Folding Project」を支援、マラリアや結核の原因と治療法解明に当たる。
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