ソニーとソニーマーケティングは11月28日、携帯型DATレコーダー「TCD-D100」の国内出荷を12月上旬に終了すると発表した。これによって同社の国内におけるDAT製品の出荷は終了することになった。 DAT(Digital Audio Tape)は最高48kHzのサンプリング周波数で音声をデジタル録音するカセットテープ。サンプリング周波数が高く(CDは44.1kHz)、高音質であると言われているが、録音機器・カセットテープともに大幅な価格低下は起こらず、業務用機器として利用されてきた。
10年前に”赤いボディの奴”と同時に購入したSONY DTC-A8が今もウチにあります。
音は良かったし、更なるハイビッド/ハイレート化も可能だっただろうに、消えゆく運命を辿らざるを得なかった「時代の趨勢に飲み込まれてしまった」フォーマットの運命を思わずにはいられない。
ビデオデッキのヘッドをコンパクトにしたような構造な為、テープ巻き込みのトラブルとヘッド交換の費用ではいつも悩まさられた。しかしそれも今は昔。花王はもうとっくに撤退し、あと2年もすればテープメディアも販売されなくなるのだろう。MA現場での「ダット納品」という語も、いずれ聞かれなくなる。
とりあえず、数十本はある(自作曲の)マスターDATと、多分その数十倍はある”カセットテープのライブラリ”をどうするのかが、これから当面の課題。
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