9日から女性専用車両が初めて走るのは、東武、西武、京成、小田急、東急、京急、相鉄の私鉄7社と、東京メトロ、都営地下鉄。00年から深夜に運行していた京王は朝夕に拡大する。ほとんどの路線では先頭か最後部の1両が専用車両になる。身体障害者や介助者、小学生以下の子を除き男性は乗れない。
これに先駆け、JR東日本は4月から朝の埼京線の1両目を女性専用にした。痴漢の検挙数が都内最悪だったためだ。(中略)関東の鉄道各社は「女性専用車両は当面は試行期間」との立場だ。京王の担当者は「専用車両とそれ以外で混雑の差が出ないかなどを見極めたい」と話す。
実はもう昨日辺りから駅のホームや車両の窓等に”womens only”のステッカーがデカデカと貼ってあって、指定時間外であっても指定車両に乗るのはかなり気まずさや気恥ずかしさが伴う。
痴漢云々の問題を抜きにしても、山手線、丸ノ内線、小田急線etc..のラッシュ状況はひどいものがあって、特に体が小さくて体力的にもあまり強くなさそうな女性が乗り合わせると本当に気の毒この上ない気分になってしまう。(乗車中気分が悪くなってしまった人を今まで何十人と見て来たことか) そうした状況が少しでも緩和されるなら喜ばしいのだけれど。
ただ、(特に都心の地下鉄で顕著なのだが)先頭、もしくは最後尾車両は”乗り継ぎ”の関係で結構混雑する車両でもある訳で、その辺りのオペレーションがうまくいくかどうかですね。でもバランスを取ってうまくやっていって欲しいです。ホントに。
あと”混雑緩和の為の施策”はありがたいですが、その為に「安全を軽視したダイヤ編成」だけはやめて欲しいです絶対。
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5/12追記:はるか@トーキョーワッショイさんが
女性専用車に乗ってみた!でレポートをエントリーされています。
乗っていた感想なのですが。
ものすごく居心地がいいという訳でもなく、さりとて居たたまれなくなるほど居心地が悪いという訳でもなく・・・単純に、女の人ばかりでした。
もっとすいているのではと思ったのですが、朝の小田急は必ず前の方が混んでいるので、女性専用車でなくとも、後ろから2両目、3両目はさほど混雑しているとは思わず。勿論、前の方のすし詰め状態と比べた場合の話ですが。(中略)女性専用車の周知のためでしょう、駅員さんが「女性専用車始まりました」という看板を持って、ホームの一番後ろに立っていました。
その看板が、もう、ものの見事にショッキングピンクで。
更に足元にも、扉の位置を示す印がやはりショッキングピンク。これを平然と踏みにじることのできる根性の持ち主でなければ、女性専用車には乗れないのだとも言いたげに、でかでかと張りつけられていまして。
あの、その、タイヘン愛らしくはあったのですが、いかんせん朝の寝ぼけ眼には刺激が強すぎました。
一瞬、下北沢も代々木上原も通り越して新宿に着いてしまったのかしかも歌舞伎町あたりに直接、と思ってしまったことでした。
ごめんなさい、駅員さん。大変な仕事ですよね。。
その
思わずポ○引きと間違えそうになるショッキングピンクの看板は↓。
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