社会に貢献する事業活動はもはや行政のみをアテには出来ない状況になりつつあるなかで、そうした活動を行うNPOやNGOを支援する動きに関してのニュースが2つ飛び込んできました。
NPOやNGOと言えども、組織が動く為に必要なモノは「人・情報・カネ」(なんて書くとなんか某生扉の社長本みたいだ・苦笑)だとすると、asahi.comのニュースの方は「人と情報に関する支援」。
沿志奏逢
Bank Band
NPO(非営利組織)やNGO(非政府組織)など様々な民間の社会貢献活動の情報を網羅したサイトを日本財団(東京都港区)が来春開設する。NPO法人(特定非営利活動法人)や公益法人(財団、社団法人)といった団体種別や、地域、活動ジャンルを問わずに情報を集積するため、横断的な検索や情報交換ができるのが特徴。特定の活動に参加したい人と人材を求める団体の出会いを取り持ったり、全国各地の助成制度の情報などが容易に検索できたりするようになる。(中略) 新サイトを利用すれば、助成を受けようとする団体は、国、地方自治体、助成財団、NPOなど様々な運営主体に分かれている助成制度を簡単に比較検討できるようになるほか、条件検索により適切な制度を探すことができるようになる。 また新サイトは、「ボランティアなどの活動をしたい人」と「人材を求める団体」、「提供できる物資」と「必要な物資」などの登録を受け付け、お互いが条件に合うものを探せるようにする。(asahi.com)「ヨコハマ経済新聞」のニュースの方は、そうした活動を資金的面から援助する”市民バンク”という新しい動きについてのニュース。
近年、日本全国で市民活動・NPO・コミュニティビジネスなどの社会的な事業に取り組む市民が増えてきている。そういった活動を持続的・安定的に続けていくために避けて通れない問題が活動資金の調達だ。NPOでは、会費の徴収、寄付や助成金などの獲得、活動の一部を事業化するなど様々な取組みがなされているが、それらの事業を支える新しい動きとして市民発の金融機関が生まれ始めている。(中略)「市民金融」、「NPOバンク」、「金融NPO」など呼び方は様々だが、市民から出資を募り、ノンバンク(預金業務や為替業務を行わず、融資業務をのみを行う金融機関)として融資を行う仕組みが全国で生まれている。1989年に東京都で設立された「市民バンク」を皮切りに、1994年に東京都で「未来バンク事業組合」、1998年に神奈川県で「女性・市民信用組合(WCB)設立準備会」が誕生した。2002年以降は北海道で「北海道NPOバンク」、長野県で「NPO夢バンク」、東京都で「東京コミュニティパワーバンク」が相次いで設立。2004年には音楽アーティスト発の市民金融「ap bank」も発足し話題を呼んでいる。「目に見える形で、社会的事業に自らが預けるお金を使って欲しい」という市民の意識の高まりが「市民金融」という新たな潮流を生み出しているのだろう。(ヨコハマ経済新聞)特にこの記事中でも紹介されている坂本龍一、Mr.Childrenの櫻井和寿、小林武史、大貫妙子らが主催する「ap bank(アーティストパワーバンク)」は個人的にも興味深いです。ap bankの運営資金を調達するために”Bank Band”なんてバンドまで結成されていて。やっぱバンドですよ。バンド(笑)。 ap bank
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