DTP-S - 誰でもできるDTPのために 「RGBワークフローの遠い幻想」
特に原稿作成者-----デジタルカメラを駆使して作品を作るphotographerから「RGBワークフロー」は現在強く求められているが、製版サイドからの意見とすると(『幻想』と表現する程に)実現はまだまだ困難な状況らしい。
結局この問題は「RGB→CMYK変換」をワークフローのどの段階でやるべきなのか? 変換を行う人間は「色のプロ」と呼べるような人間でなくてはいけないのではないか、というところに行き着く。
印刷ワークフローにも、環境やプロジェクトの性質の違いによってローカルルールは多々存在しているのが現実なのだから、「写真の色の再現性の高さ」が強く求められるプロジェクトに於いて、原稿作成側、製版印刷側が綿密に打ち合わせをした上であれば 「RGBワークフロー」も実現可能だが、その際に「カラーマネージメント」に関して原稿作成側の理解がまだまだ圧倒的に足りない現実が”障壁”を高くしている最も大きな要因と言えるだろう。
音楽レコードの制作に於いて「mastering engineer」という職能が欠かせないように、デザイン/印刷業界内にもこれからは「Color mastering engineer」が必要になってくるかも知れない。・・・でないと、ワークフローの各段階から「自分達に都合のいいソリューション」を提案するのみで平行線を辿り続ける現状を打破出来ない状況が続く・・・・そんな危惧を自分は持っています。
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