GoogleがオープンソースOS年内公開へ

●Googleが独自OS開発　Netbook向けに「Chrome OS」提供へ（IT Media）

Chrome OSは同社が昨年リリースしたChromeブラウザの延長線上にある新プロジェクト。同社はChromeを「Webで生活する人々のために設計した」が、 Chromeが載っているOSは「Webのなかった時代に設計されたもの」であるため、OSの開発に着手したという。

「いずれブラウザがOSの代わりとなる」と言われ始めてからもう１０年位経つのかな。Webアプリケーションがデスクトップアプリに取って変わる、というビジョンが見えてきだしたのも、ここ３〜４年位？　
Googleの話ばかりするのって正直もう辟易だけれど、”Web OS”の先鞭を付けたのもやはりGoogleだったかと。　『当面はネットブックを主戦場とする』らしいけれど、「OSには何が必要か」を抜本的に見直したOS、になる気がします。パーソナルコンピュータのマーケットがネットブック等を中心にシフトしていけばウィンドウズを一気に過去のものに追いやる可能性もあるし、オープンソースなら「組み込みOS」という需要も期待出来そうですし。Linuxベース、というのも見逃せない点。

　でも、GoogleがChrome OSで実現しようとしている世界って、実はiPhoneOSとそのAppが既にプレビューしている世界なのかな、ってちょっと思います。（OSがどうでアプリがどうでどこにお金を払って・・・とかのディテールはまるで違うんで、そこいらへんのつっこみは無しで）　　　　　Googleにしても、Chrome OSプリインストールのハード機器メーカーからお金を取る、というビジネスもこれから開けてくる訳だし。
（注*「オープンソース」だからといって必ずしも「その部分でお金を取れるビジネスにはならない／してはいけない」という訳ではないのです。あくまで「オープンソース」であって「フリーウェア」ではないからね）