running high

・・・先月から、低空飛行というか「ブログ開店休業」状態が続いてますが、すみません。　でも、多分この状態もうしばらく続きそうです。　ここ数年で、ここまでブログを書く、というか”何か１日にひとつ位は新しい面白いこと見つけてやろう”ってなモチベーションが低下したのは初めてなことで、今日はそんなことを踏まえながらの話を、ちょいと。


　「ランニングハイ」のような、なにかを持続的に快楽的に継続している時のあのスピード感ってなんなんだろう？。　　足が止まってすっかり疲れきってクールダウンが必要な状態のときには、いつもそう思う。
　『走り続けなければならない状態の時に身体的苦痛を和らげる為のからだのしくみ』が”ランニングハイ”の正体らしいが、それはやはり本能や生理に打ち克った精神の充実感の賜物であるようにも思う。
　・・・しかし、人間が動物である限りは「走り続けること」にいつかは終わりを見いださないといけない。「ゴール」を、どこかいつかに設定しておかないと壊れてしまう、・・・いやそれは（多くの人にとって）”決めておく”ものでは無くて「やってきてしまう」ものなんだろう、とは感じている。
　『走り終わる間際の苦痛』は、ランニングハイの高揚の高さに反比例する強さであるように思う。　マラソンで言えば「あと５キロ」の苦しみ。　走り切らないといけない、限界を超えてリタイヤしないようにしなければいけない、「ハイ状態」から醒めた現実の肉体の苦しみ、あともう少しで「走ることを止めなければならない」哀しみ。　　また再び走り出せるかどうかは分からない不安を隠しながら、「走り切った満足感」の為にゴールまでひた走る、ひた走る、それだけなのかも。

・・・こんな世知辛くも厳しいご時世の年度末の今の時期に、「最後まで走り切る」地獄の苦しみを味わっている方たちは決して少なくないはず。　そんな方たちにエールを送るとともに、”来期”は自分も新たな『走り』に向かっていることを宣言しておきます。ここに。　　　なんでもうちょっと「ブログスローペース」続きます。ご勘弁を。