ようやく文化庁は”落とし所”を見いだしたつもりなんでしょうかね?("パソコンについては提案から外した"ってとこがミソで、同じことをやってもmac book内だけでとかiPhone(まだ売ってないけど)とか携帯とか各種携帯ゲーム機でやっても「録音録画以外の機能を備えた汎用的な機器」ってことでオーケィなんでしょうね。) もう誰に対して何を補償してんだかよく分かんないですし、”内外不平等の原則(CD輸入権問題の時あれだけ争点となっていたのに)”にも関わらずドメスティックな枠組での議論なのが気になります。
この件に関しては今更クドクド言うつもりも無いんですが、その代わり約2年半以上前に文化庁に宛てて送ったパブリックコメントを全文掲載しときます。
勢いで書いたので文章ムチャクチャなとことか、今とは状況違ってる部分とか色々あるとは思いますが、自分の基本スタンスは変わってないので。
(・・・まあ、iPodというプロダクツ自体が”悪魔的性格”を潜ませているともいう批評も出来る訳です。「クラウド・コンピューティング」で「情報をパッケージング化して所有することが無意味」なフェーズにおいて「最新の情報をアーカイブするというスタイル」をカタチとして提示して売る事に成功した唯一の例、というか。)
●文化庁「iPod課金=補償金拡大ではない」 JEITAと対立(IT Media)
文化庁としては、「補償金制度を順次縮小していく」こととバーターの「良い落とし所」の提案だったのでしょう。しかしJEITA=メーカー側の反発はかなり強く出ているようにも見えます。しかし紛糾する議論の中心には、「表現する主体」も「作品を楽しむ側」も不在のように見えます。 "著作権"という「旧来のテクノロジーに基づく『著作物』の流通に関わる利益分配構造を担保する法律」が綻び始めているのだから現実に則して法は変わっていくべき、なんですがあと数十年位は抜本的に変わることは無いように思います。 むしろその間の産業構造やエンターテインメントの楽しみ方の変化の方が大きいでしょう。「既得権益者」達に今望むのは・・・・そうした「新しいかたちのエンターテインメントの楽しみ方」を、出来るだけ邪魔しないカタチでスイタイしていってくれよ、って事だったりします。・・・今現在の「新しい楽しみ方」の象徴としての"iPod"からゼニ取ってやった、みたいな溜飲の下げ方は(そういう事思ってる人種がいるとしたら、ですが)相当に「後ろ向き」でしかないよな、と思うし・・・「iPod課金」程度では今もう青息吐息なレコード会社各社が息を吹き返すとは思えないしね。
勢いで書いたので文章ムチャクチャなとことか、今とは状況違ってる部分とか色々あるとは思いますが、自分の基本スタンスは変わってないので。
(・・・まあ、iPodというプロダクツ自体が”悪魔的性格”を潜ませているともいう批評も出来る訳です。「クラウド・コンピューティング」で「情報をパッケージング化して所有することが無意味」なフェーズにおいて「最新の情報をアーカイブするというスタイル」をカタチとして提示して売る事に成功した唯一の例、というか。)
そもそも「音楽配信」というノンパッケージビジネスがスタートし、それを音楽後日追加リンク&追記:
業界/権利団体が認め更には推進している時点で”複製権”の概念はある部分でほこ
ろび始めていて、そうした現状の中で複製権/私的複製の枠組の再度見直しを行うべ
きであって、私的録音録画補償金の見直し(適用範囲の拡大も廃止も含め)はその後
行われるべきであろうと考えます。
複製権=複製物(CDというパッケージ)を作って更にそれを売って商売をする為の
権利の事だと思っていて、音楽配信のような”ノンパッケージビジネス”では「売る
為の複製物」を作る(コピーする、あるいはバーニングする)行為を購入者・消費者
が代替するフローになっていると言えます。(そしてその代替する複製行為”には現
状法での「私的複製」の範囲が含まれざるを得ない)
複製の技術の進歩やそれをベースにした(音楽配信のような”ノンパッケージビジ
ネスに代表される)流通の変化が急速に進んでいる現状に於いて、音楽の世界に限ら
ず「複製/私的複製の概念」の見直しや、もっと大枠での著作権法の見直しがまず進
められるべきでしょう。
また、今回の私的録音録画補償金の見直し対象と挙げられている「HDD 等を記録媒体
としたオーディオレコーダー」についても、現状は容量対コストのバランスから「一
体型」の形態を取っているものの、今後映像等より汎用用途へ使われ大容量化した場
合”本体と記録媒体が別々の製品形態”になる事も考えられ、またその際選択される
記録媒体にはPC等に用いられる汎用的な記録媒体が選択される事は充分予想出来うる
事です。そうした状況が発生した時に「汎用的な記録媒体に補償金を課す事が出来る
かどうか」の判断が必要になった際には「私的録音録画補償金」の枠組では納まらな
い広範な著作権論議が必要になってくるでしょう。
私自身は音楽/映像業界の人間でも著作権関連の法の専門家でもありませんが、こ
うした状況や将来的予測は一般消費者レベルでも容易に判断、予測が付き得る事であ
り、またこうした状況下での権利拡大をいたずらに認めるべきでは無い、というのが
私の考えです。
●文化庁「iPod課金=補償金拡大ではない」 JEITAと対立(IT Media)
文化庁としては、「補償金制度を順次縮小していく」こととバーターの「良い落とし所」の提案だったのでしょう。しかしJEITA=メーカー側の反発はかなり強く出ているようにも見えます。しかし紛糾する議論の中心には、「表現する主体」も「作品を楽しむ側」も不在のように見えます。 "著作権"という「旧来のテクノロジーに基づく『著作物』の流通に関わる利益分配構造を担保する法律」が綻び始めているのだから現実に則して法は変わっていくべき、なんですがあと数十年位は抜本的に変わることは無いように思います。 むしろその間の産業構造やエンターテインメントの楽しみ方の変化の方が大きいでしょう。「既得権益者」達に今望むのは・・・・そうした「新しいかたちのエンターテインメントの楽しみ方」を、出来るだけ邪魔しないカタチでスイタイしていってくれよ、って事だったりします。・・・今現在の「新しい楽しみ方」の象徴としての"iPod"からゼニ取ってやった、みたいな溜飲の下げ方は(そういう事思ってる人種がいるとしたら、ですが)相当に「後ろ向き」でしかないよな、と思うし・・・「iPod課金」程度では今もう青息吐息なレコード会社各社が息を吹き返すとは思えないしね。
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