●アナログシンセの名機がDSでよみがえる——「KORG DS-10」登場(IT Media)
電子楽器フリークもチップチューンミュージシャンもはたまたニンテンドー・マニアも予想だにしなかった「新楽器」が突如発表。
元となっているアナログシンセ「KORG MS10(参照写真)」は1970年代末に発売されたパッチング式アナログシンセの入門モデル。つまり、その当時ですら最もシンプルな機能のシンセ。それをわざわざ現代に蘇らせるというのは、これはもう「開発者の個人的体験に基づく熱意」が凄いんだろうな、と。
DSの2画面をパッチシンセの構造に見立てたりサウンドコントロールやマトリクスシーケンサーに使うという発想も素晴らしい。はてブとかで「わざわざ操作性悪くしてる」的なコメントも見受けられるけど、電子楽器ってそもそもそうしたバカバカしさ感が常に伴うもんです。出てくる音も含めてそうした部分での愛おしさを楽しめないとわかんない世界でして。
「ハードシンセからソフトシンセに移行したときの脳と直結してる感覚を強烈に増幅」とは”いい得て妙、且つ分かってらっしゃる”感じなんですが、こうしたフォーマットを得ることによって「手先・指先・耳先に最も近付いた電子楽器」になりうる感じがします。シンセサイザーが好きだった人、シンセサイザーが好きな人、シンセサイザーを知らない人へ、つまりターゲットは全員!!
ハードシンセからソフトシンセに移行したときに感じる没入感、あれを強烈に増幅させた感じがたまらない。まさに脳と直結している。というか、もはや考える前に指が動く。あー早く皆様と共感したいこの感覚。(KORG DS-10 Blog)
機能的にはパッチング可能な2台の2オシレーター・アナログシンセ・シミュレーターとアナログシンセ・シミュレーターで制作した音を使用した4パート・ドラム・マシン+6トラックシーケンサーの構成。出音としてはとてもコルグらしい味付のソフトシンセ、という感じだけど、実機でどこまで乱暴な音が出せるか楽しみ。
”ワイヤレス通信による複数台での同時プレイ、曲や音色の交換可能”なんてのも可能性として凄い。みんなでこれで音を出し合うとかの、参加者全員ポリリズミックなクラブイベントなんてのもありそう。あの衝動はまるで恋だね。
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