米Googleは10月9日、米YouTubeを16億5000万ドルで買収すると発表した。買収は株式交換によって行われる。
買収完了後もYouTubeはこれまで通り独立した形で、YouTubeブランド名でサービスを提供し、カリフォルニア州サンブルーノの拠点、従業員も温存される。
Googleのエリック・シュミットCEOは「われわれはよく似た価値観を共有している。常にユーザーを最優先し、ユーザー体験を向上させるよう尽力しているからだ。ユーザー、コンテンツオーナー、広告主に魅力的なサービスを提供するのに、両者は自然なパートナーだ」とプレスリリース上でコメントした。
ついに正式発表されましたね。
数日前からこの件について追っていたTechCrunchも速報エントリーをアップしています。
●TechCrunch Japanese : 速報! GoogleがYouTubeを買収
22:00追記+感想
買収の報とほぼ同時に、YouTubeはCBS、Sony BMG Music Entertainment、Universal Music Group(UMG)と提携した事も発表しています。
●米YouTube、ビデオ配信でCBS、Sony BMG、UMGと提携 (MYCOMジャーナル)
上記事中にもあるようにYouTubeは「著作権で保護されたコンテンツを識別し、その情報から削除も広告収入の(コンテンツホルダーへの)分配」が可能なアーキテクチャを導入し、そこにGoogleの広告配信システムが乗っかってくる、という図式ですね。
買収の噂が出始めた頃から、「GoogleはYouTubeが抱える(著作権侵害関連での)訴訟リスクを、共に戦いそして乗り越えソリューションを作り出していくパートナー」としては最適ではないか?というオピニオンがありましたが自分もその意見には同意です。(YouTube自身、買収金額を最後まで釣り上げてきたYahoo!を選ばなかったのですが)
買収発表から12時間以上経って様々な意見が出てきていますし、今後一週間位は更に多くの考察が、例えば「投資判断的見地」とか「Web技術と著作権問題のこれから」とか「放送とコンテンツ産業とインターネットの未来」などなど、色々な見地でのオピニオンがきっと出てくることでしょう。
・・・今現在までにポストされたオピニオンで印象深かったのは、TechCrunchの「
Fox-Myspace Videoに対抗する為にGoogle-YouTubeは手を結ばざるを得なかった」という考察と、梅田望夫氏の(天才的技術者の発想の会社から)
「Googleがきちんと「正しい経営判断」を下す会社になった」というエントリーの2つでしょうか。
少なくともこのニュースは、Weblogの浸透から始まるCGMのコモディティ化とか「Web2.0というビジネスモデル」的見地からしたら非常にエポックな出来事である事は間違いないと思います。これから何がどうなっていくのかは分かりようがないけれど。
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