G5 Power Macの全ラインナップデュアルコアプロセッサ装備(但し従来のデュアル2.7 GHzは販売継続)、ディスプレイの高解像度化、バッテリー駆動時間を長くしSuperDriveを全ライン搭載し機能強化を図ったPowerBook G4、Cinema Displayの値下げ、そして写真家向けのポストプロダクションツール「Aperture」の発表----が今回投入された新製品でした。
(噂では、本当は先週のiMac/Video iPodと同時発表の予定が開発の遅れでずらしたという話です。)
噂には登っていたものの、「デュアルコアG5」登場はまだまだ先だろうと思っていただけに少し驚きでした。これから出てくるであろう様々なベンチマークテストが楽しみです。
(CPUマネジメントはより複雑になるだけに特に音楽/映像系ソフトのリアルタイム処理で果たしてどの位処理能力がアップするか興味があります。)
また、今回自分が一番期待していたのは”CPUをパワーアップしたPowerBook G4の登場”だったのですがその点では少し残念。(G4チップは既に頭打ちなのかな? この辺り見るにつけIntel移行もやむなし、と思うのだけれど)しかし実用的な機能強化が成されているので”熟成されたモデル後期の「お買得」プロダクト”かも知れません。
但し、新iMac搭載のG5チップのシリーズを使えば「PowerBook G5を作ろうと思えば作れた」という話もあるようです。
Photoshopという、既にデファクトスタンダード的なソフトがある分野にあえてApertureというソフトを開発・投入してきたのにも驚かされました。
・・・・Photoshopが画像編集/合成/印刷分野etc等も含めた統合的画像編集ソフトになっているのに対し、Apertureはより写真家向けに作られたソフト、という印象を操作画面からも受けます。RAWが扱えるようですし。(推奨環境もDual2G以上とかなり「敷居が高く」なっています。微細な補正結果を瞬時にプレビューするような仕様なのかな?)
現在まだ自分も機能をよく把握出来ていませんのでいずれまたエントリーを起こしてみたいと思います。
追加link:[速報]アップル、「Power Mac G5」「PowerBook G4」の新モデルとプロ用画像処理ソフトを発表 - CNET Japan
Apertureでは、撮影した全ての写真を、複数のディスプレイ間に展開したり、複数の画像をタイル状に並べて簡単にそれらを比較/選択したりすることが可能だという。大きな画像ファイルをズームしたり移動させたりすることなく、画像の一部だけを拡大して細部を確認することも可能だ。ITmedia D LifeStyle:Apple、RAW画像の現像処理・管理を簡単にする「Aperture」発表
カメラマンが撮影後の画像処理・管理に必要な作業をワンパッケージにしたオールインワン・ポストプロダクション・ツール。従来、専門知識が必要で取り扱いにも時間を要したデジタルカメラのRAWデータ現像処理を、JPEGデータと同様に簡単に扱うことができるという。 強力なRAWデータの画像閲覧・比較・選択ツールを搭載。RAWデータの画像の細部を簡単にチェックできる拡大ツール「Loupe」や、写真のレイアウトを簡易に行える「Light Table」機能も装備。レタッチ機能や印刷など出力までのプロ写真の一連のワークフローを統合しているのが特徴だ取り敢えず"Photoshopキラー”という性格のソフトではないですが、Photoshopを始めとする画像編集ソフトがペイントソフトの延長的発想で作られてきたものであるのに対し、「写真家のワークフロー」により適合するソフトが出てきた事は凄く好ましい事だと思います。商業写真の世界でもデジタルカメラ撮影はかなり増えてきていますし必要性はこれから凄く高まっていく分野だと思う。 例えば、現状従来の撮影スタジオ内にデジカメとPowerBookを持ち込んでその場で仕上がりチェック、なんて事が現場では行われている訳ですが、「写真の品質」を確認するには決して良い環境とはいえない訳です。それを考えると遠くない将来、数枚並べたCinemaDisplay+Apertureで「デジタル暗室」を構築するプロPhotoスタジオ/エージェンシーも出てくるだろうと思います。 関連entry:”RGBワークフロー”の現在(Posted at October 23, 2004)
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