高さの違う2つの音を聞くと、その組み合わせによって異なった色が見え、味を感じるという。それぞれの組み合わせには「塩辛い」「甘酸っぱい」「クリーミー」といった具合に、常に決まった味が対応する。「味を思い浮かべるというのではなく、実際に味わっているようだ」と、研究チームは分析する。 (中略)1つの刺激から複数の感覚が生じる現象は「共感覚」と呼ばれる。文字や数字に色がついて見える例や、音に色があると感じる例が知られているが、研究チームによれば、E.S.さんのように音と味が同時に感じられるのは「中でも極めてまれなケース」だという。恐るべきはしかし人間のイマジネーション。しかしこういう人が音響系とか聴いたらどんな”味”がするのかな? 聞いてみたい気もする。
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