街ですれ違う学生さんを見て、今が卒業式や転勤の季節である事を思い出す。
自分は遠距離の転勤があるような会社には遂に勤めた事が無いけれど、転勤に伴う色々なドラマ(遠距離恋愛とか)を聞くにつけ”大変だなぁ”と思いつつもいちどはそういうドラマチックな体験もしてみたかったなあ、と勝手な事を考えたりします。
転勤は無い代わりに、こういう世界(デザイン・広告・出版)なので転職はどこでも絶えずあって、それで会う事が無くなったり、思わぬところでバッタリ再会したり。
やはり一時は同じ場所で机を並べて仕事をした”仲間”に関しては、風の便りでも元気でいる事を知らされれば嬉しいものです。 昨日も、3年前に同じオフィスに在籍していた”ちょっと矢田ちゃん似EおきゃんなWEBデザイナー”のクロちゃんが数度に渡る海外雄飛から日本に舞い戻ってきていて、実は結構近所で元気に働いているらしい、との話を聞く。そうかそうか、良かった良かった。
卒業式の方はと言えば、実はさしたる思いではないのですが(笑)、高校の卒業式の時に後輩の女の子からミニサボテンを貰った事位でしょうか。
貰ったそのミニサボテンは、卒業後7-8年間は元気に生き続けてくれていました。今考えると、世話とか相当いい加減だったにも関わらずよくそれだけ長生きしてくれたなあ、と驚きます。
今でもミニサボテン(の中でも特にまるっとしたやつ)を見ると、卒業〜社会人になった頃の事やその高校の後輩の事をふと思い出します。
※追記:この文章を書き終えた後街に出ると、道往く途中不動産屋の案内に連れられた若いカップルや物件の貼紙をじっと見続けるディパックを背負った学生と数多くすれ違う。皆真剣そのものながらもどこかに瑞々しい表情を含ませていた。そうそう、スーパーに余った段ボール貰いにいったりとか、そういう時期だよね。
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