つい先日もGoogle Earth上にダルフール紛争に関する情報を掲載したレイヤーが公開されたばかりだけれど、こうしたアクションはどうやらシンクロニシティ的に起こるものらしい。
●AlertMap(RSOE EDIS)は、ハンガリーの非営利団体National Association of Radio Distress-Signaling and Infocommunicationsによって運営されていてそれは『政治的、民族的な区別をすることなく』現在危機的状況にある地域の状況について(しかも「確実な情報のみに基づいて」)の情報が網羅されている。
AlertMapは、人間のもろさを知る機会となる。実際に影響を受ける地域以外ではほとんど知られないような各地の災害が、あらゆる場所で見つかる??それも広がりゆく開発途上世界の片隅に限らずだ。(中略) これらの災害のいずれかをクリックすると、影響を受ける地域のGoogle Mapsが立ち上がる。AlertMapはここで自らが「マッシュアップ」であることを明かしている。これらのWebアプリケーションはWeb2.0世界の一部で、複数のオンラインのソースからの情報をまとめている。Googleはほかのオンライン企業と同様に、ソースコードの一部を公開して、社外の開発者がGoogleのデータを使ったハイブリッドプログラムを作成できるようにしている。AlertMapのような多数のマッシュアップが、Google Mapsを使ってあらゆる種類の情報??ニューヨークのコーヒーショップからシカゴの犯罪現場まで??を表示している。2004年のインド洋津波(国際的災害監視の重要性が問われた災害であった!)を契機にスタートさせたという「AlertMap」。その目的意識の高さに賛同して、より多くの協力者が集まり更に協力なサイトとして成長していく事を願ってやみません。
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